2010年癒しの旅  もどる  2011  2012年

2012年の見知らぬ土地へ

10月6日(土)無料のバスツアーに参加しました。
数年前に”腰痛にはとても良い・・・”と奨められて買ったムートンシーツの会社から、無料で、ミンク、ムートン製品の展示会への招待並びに犬山城の散策・・のお知らせが届きました。ほとんど毎年来ていたようですが、都合が悪くて行ったことが有りませんでしたが、娘時代に行ったきりの懐かしい【犬山城】に心を惹かれて参加しました。
天王寺のバス集合場所に7:30、10:00には黒丸サービスエリアで休憩して11:00には岐阜県養老にある【高木ミンク・モード館】に到着。
勝手な言い分ですが、ミンクやムートン等には関心がなくて2時間のお買い物時間も、足早に”見てるだけ・・・”で済ませて、一階の売り場で、全然関係のないイチジクのドライフルーツを買っただけ。外へ出て黄金の稲田と鱗雲の秋空を眺めていました。
14:00頃に犬山市にある【名鉄犬山ホテル】に到着。遅い昼食です。結構美味しいバイキングもそこそこに、ここでの滞在時間2時間を有効に使おうと一番先に御馳走さまをしまして犬山城へ出掛けました。
このホテルには【白帝の湯】と呼ばれる温泉も有りますが、入浴していると、犬山城を外から眺めるだけになってしまいますので、パス。
織田有楽斉のお茶室【国宝茶室 如庵  有楽苑】も有りますが残念ながらこちらも時間切れでパス。
お城迄の途中に美しい、珍しいお花が咲いていました。我が家よりも大きく見事な夏水仙が四本咲いていました。
ホテルから徒歩で15分も歩けば”猿田彦神社→犬山城”へ到着します。写真ボランティアの方にお願いしまして城を背景に一枚お願いしました。入城料、500円を払って天守閣目指して登ります。確か姫路城もこうだったと思うのですが、段梯子の間隔がとても広くて、一段登るのも一苦労です。短い脚と巨体をヨッコラショと持ち上げて汗ダクで天守閣へ登りました。
一周しながら、まわりの景色をパチリしました。遠くまで広がる木曽川の流れも。
下りは登り以上にコワゴワです。二階には様々な展示物が有りました。
16:10ホテル出発、帰途につきます。途中18:10に草津で休憩、21:00に帰宅しました。
タダで楽しい一日を過ごさせて貰いました、有難うございました。
7月11日〜19日スイスアルプス、ドイツロマンティック街道を巡る9日間
11日=第1日目】 関空から、インターラーケンのホテル迄、お疲れ様の旅。
am6:00に予約しておいた迎えのTAXIで上六のリムジンバス乗り場まで。6:30発のバスで関西空港へ。7:19関空着。
スイスフラン(85・17円)、EUユーロ(101・03円)と換金を済ませてくれていた娘と、阪急トラピックスの受付カウンターで落ち合って、受け付け手続きをする。【耳太郎】=トラベルイヤホーンなるものも貸与される。是は添乗員さんが大きな声で話さなくても、参加者全員に、連絡事項、説明を徹底するためのもの、劇場でのイヤホーンガイドと良く似ている。ただし紛失、破損之場合は5250円の弁償金が要ります。と、こんなことを、クドクド書くのは、間抜けな私は関空の待合でパンフレットを整理していて、不要な物を捨てる時にどうやら一緒に捨ててしまったらしく、初めての到着空港、中継のフランクフルト空港で添乗員さんが【耳太郎をスイッチonにして下さい】と言われた時に無くしていたことに気付きました。最初からシュン太郎になってしまいました。
今回の飛行は、ルフトハンザドイツ航空機を利用します。9:40離陸、現地時間14:35フランクフルト空港着日本との時差本来は8時間ですが、ヨーロッパはサマータイムを実施中ですので7時間の時差、フライト時間は約12時間です。これ以降はすべて現地時間で紹介します。)
ここで乗り継いでスイスのチューリッヒまで、約55分のフライトになるのですが、フランクフルト空港の乗り継ぎの搭乗口までが凄い距離で12時間のフライトの後では小走りでの移動はきつかったです。ここでの入国審査は関空以上に厳しくて時間が長くかかりました。
17:30チューリッヒ空港到着。長時間のフライトでしたが、エコノミー症候群を案じて何度かトイレに立った時に軽く屈伸運動をしたり、娘が持ち込んでくれていたギザギザボールで足裏・指のツボマッサージをして過ごしました。今回は良く眠れました。
トランクは関空から最終地点のチューリッヒ空港までの運びとなっていて此処のターンテーブルで15時間振りの対面です。
破損も無く無事受け取ることが出来ました。
空港から更に観光バスで4時間半、インターラーケンの【カールトンヨーロッパ】ホテル到着は9時前でした。さすがに疲れて嘔吐一歩手前でした。トランクの整理もしないでしばらく横になり、お風呂を使って早々に寝ました。 夜10時を過ぎても明るいスイスです。
【12日=第二日目】 登山列車でスイスアルプス3大名峰へ。
4時過ぎに眼が覚めたので、早朝散策に出掛けました。10分も歩けば、ヘーエマッテと呼ばれる草地、市民の憩いの場が有ります。
何度かスイスに来ておられる同じツアーの男性が”この草地からは、朝焼けのアルプスが見られるのですよ”と教えて下さりカメラチャンスを教えて下さいましたが私のカメラでは望遠が届かず無理。娘が写したほんのチョッピリ朝焼けしたアルプスの画像です。
滋賀県の大津市と姉妹提携を結んでいるインターラーケン。友好の庭と称される日本庭園も美しく整備されていました、アジサイも咲いていました。   ロマンティックな素敵なホテルも並んでいました
6時朝食、6:45分ホテル出発。徒歩で5分、【オスト=東駅】6:55発のユングフラウ鉄道登山列車に乗車。
1時間半程で高度3454Mユングフラウヨッホ駅に到着。(オスト駅は標高570M位)一つ手前のトンネル内(アイガーとメンヒル山の胎内に掘られたトンネル)3160Mのアイガーヴァント駅で5分程停車。本来はアイガーが見える筈が大吹雪で何も見えない。構内の壁をアイガー北壁に見立てて岩登り?のポーズで一枚。
【ユングフラウヨッホ駅降りた途端、軽く頭痛がするし気分も下向き。あんなに楽しみにしていたのに・・と自分自身情けなくなる。
”高山病の症状が出た人は、次の列車で下山してください”と添乗員さん。娘も気遣ってくれ、しばらく、動かずにその場で軽く呼吸を整える。気分が落ち着いてきたので【スフィンクス展望台=3573M】に出る。眼の前に世界遺産の【アレッチ氷河=全長22キロ、氷の厚さは900メートル有ると言われています。】が眼の前に。余りの壮大な雄姿にしんどさも吹っ飛びました。展望台から、エレベーターで氷河の内部に有る【アイスパレス=氷の宮殿】探索。仏像やペンギンなどの氷像が作られています。
ユングフラウヨッホ駅の売店には世界最高地の日本の郵便ポストが有ります。記念に自分宛ての絵ハガキを投函しました。(  
 約2時間の滞在で又登山列車に乗り下山します。
途中【アイガークレッシャー駅(2320メートル)からクライネシャィデック駅(2061メートル)】の間は山のガイドさん(女性)が加わって高山植物を見ながらの2・4キロのハイキングです。スイスの山歩きには、必ず専門のガイドさんが付かないと行けない・・決まりがあるそうです。私は花を確りと観る余裕は有りませんでしたので殆どが娘の画像を借りました。
2時間強のハイキングでクライネシャイデックへ。ここで昼食。ユングフラウ・シルバーホルンが綺麗に見えています。
この駅はとても賑わっていて、線路のすぐ横まで、イスを持ち出して、勇壮なユングフラウや天気の良い日にはアイガ―北壁を見ながら食事を楽しむ人が多いそうです。この日もアイガーははっきりとは見えませんでしたが、沢山の人で賑わっていました。
チョット小高い丘の上に数回に渡りスイスアルプスを訪れた【新田次郎 此処に眠る】の碑も有りました。
再び登山列車でインターラーケンオスト駅に(16:00頃)ホテルへ帰り一休みの後、添乗員さんと、お決まりのショッピングへ。
後は19:00の夕食まで自由時間。娘と二人で【ウンターゼーン=旧市街】をブラブラ歩き。岩山を背景に教会の時計塔(15世紀に建てられた)や静かな街並みに安らぎました。クリックして下さい、面白い物をお目にかけましょう
インターラーケンのホテル2連泊最終日です
13日=第3日目】ヨーロッパ最高峰【モンブラン】を見に行こう!! 
インターラーケンのホテルから総ての荷物をバスのトランクへ。
am8:00、バスにてホテル出発。途中【コンデルステッグ】より、添乗員さん曰く”想定外のカートレイン”に乗ることが出来ました。
バスや車がそのまま乗れる列車です。モンブランの登山口シャモニー(フランス領)にはお昼頃に到着。
昼食後、予定では、二つのロープウェイを乗り継いで【エギーユ・デュ・ミディ】3842
Mの展望台迄登る予定でしたが、生憎と強風の為にこのロープウェイは運休。(運休は良くあることらしいです)この為に少し移動して違うコースからゴンドラにのって【プレヴァン=2525M】の展望台へ。最高峰は見えませんがやはり凄い雄峰です。下山後バス、列車と乗り継いで19:00ツェルマット(スイス)駅着。徒歩5,6分でホテル着。食後街中を散策。やはり、22:00時を過ぎても明るくて沢山の人通りがあります。大人気のCOOPも夜遅くまで開いています。
こちらの建物は、総て窓際に美しい花で溢れたプランターが飾られています。それは見事に美しいです。聞きますと、虫が多いので、虫除けに【ペチュニアやゼラニューム】を植えてあるそうです。クリックして下さい、ツェルマットの美しい素敵なお花です
【14日=第4日目】  5:15   朝焼けのマッターホルン見学は雨の為だ〜〜め
8:30発の登山列車でマッターホルンを見に行く。
ツェルマット駅から1時間15分程で3131Mのゴルナーグラート展望台へ

生憎の吹雪と雹ですぐに展望台を降りて売店へ。此処で名物、特大の牧羊犬との記念撮影をして早々に下山する。本来は
2582Mから2222Mまでをトレッキングする予定でしたが、悪天候のため、一つ下の駅リッフェルアルプ(2222M)から、一つ下の駅迄と変更になりました。
ここのトレッキングが、想定外と言うか、甘く見すぎてダウン寸前になりました。
ダウンジャケットに冬のストールをしてその上に雨具のポンチョを着て手には母の形見の杖を持って。
登山道を下降していくのですが、ベテランの男性の山ガイドさんは皆さんが確り連いて行かれるので、かなりのペースで進まれます。
後で分かったことですが、今回の参加者29名、、女性の方は殆ど山GIRLさんのような人で男性の方も健脚揃い。
私の様に山歩きはしないし足腰の治療を受けている・・なんてのはおよそ部外者、無謀な参加者でした。が娘のサポートを受けて、ドンジリでしたが、こけもしないで、なんとか登山道も切り抜けて最終地点のホテルへ無事到着しました。最初の予定の一駅間トレッキングが変更になり、2222Mから、ホテルのある標高1620Mまでを下降したことになります。悪天候もあってお昼のおにぎりは、ホテルの部屋で食べました。
”2、3時頃には絶対マッターホルンが見えますよ”ガイドさんの言葉通り快晴になってきました。
”ホテルから近くの地下ケーブルで3分で2288Mのスネガ展望台に行けます、お手軽コースですよ”ガイドさんに教えて頂きました。
添乗員さんも行かれるとか,自由参加でしたので、しばらく休憩して疲れを取ってから、娘と二人で出掛けました。
標高差690Mに急勾配のトンネル。地下ケーブルはアット言う間の3分間で展望台に到着です。
思わず息を飲みました、目の前にマッターホルン4478Mが美しい稜線をひいて現れました。逆さマッターホルンが見える【ライゼの湖迄降りて、飽きることなく、のんびり、ぼんやり、ゆ〜〜ったりと雄大で華麗な容姿のマッターホルンに抱かれていました。
【15日 = 第5日目】氷河特急でアンデルマットへ。マイエンフェルトでハイジの世界へ
am5:15今朝は快晴ホテルの傍の橋の所が、朝焼けのマッターホルンを見るベストスポット。ゾロゾロと人が多くなってきます。
5:30日の出。東の空の雲が輝きますがマッターホルンには中々朝焼けが届きません。諦めて帰る人が殆どでしたが、娘と二人根気よく待ち続けました。ほんの少しですが娘のカメラで写すことが出来ました。今日はドイツへ向けて出発ですので朝はゆっくりですので、ホテルへ帰るまでの道をウロウロ。山の牧場へ出勤のヤギの集団に出会いました。クリックして下さい、可愛いペーターが3人も
9:52発の氷河特急で、アンデルマットまで、約3時間の列車の旅です。
私の勘違い?氷河の中を走るのかと思っていましたら、天井がルーフ式になっていて明るく、窓も一枚ガラスで外の景色が良く見える、唯の高原列車でした。
アンデルマットで昼食のあと、2時間のバス移動であのハイジの冬の家、マイエンフェルトへ。
ハイジの森の散策は、約1時間、静かな森の中の森林浴です。(TVで放映されたハイジは日本のアニメで可愛いハイジでしたが、現地のハイジは可愛いとは言えない女の子の絵でした。)
ここから、今夜の宿泊地フユッセン(ドイツ)迄は約180キロのバスの旅です。
途中にスイスとドイツの国境越えが有りますが、同じEU共同圏、そのまま、バスは通過できます。(以前、東ヨーロッパを旅行した時は、国境越えの時には、武装した兵がバスに乗り込んで来て、パスポートチェックが有りました。キョロキョロしたり、変な動きは一切しないで、笑顔で向き合って下さい・、勿論カメラは絶対にだめですよ!!と緊張した面持ちの添乗員さんの注意に心臓をドキドキさせたことを想い出しました。)
フュッセン(ドイツ)  20:00  ユーロパーク インターナショナルホテル着
かなり長距離のバス移動でお疲れムード。(*ドイツのサービスエリアのトイレは有料です。トイレの入口の機械に50セントを入れル→レシートが出てくる→そのサービスエリアでの50セント買い物券として使えます)
フュッセンは、明日のお城めぐりの為の足掛り用(ゲートウェイの町)?に1泊するだけのホテルです。
夕食後、明日見学のお城のナイトツアーの車を出しますので、希望者は・・・と言うことで一人=5ユーロー(約500円)を申し込みました。
8人乗りのマイクロバスで10分程走って、シャッターポイントへ連れて行って下さいます。
暗闇にライトアップされ、浮かびあがったホーエンシュバンガウ城(父、マクシミリアン2世が夏の狩用として立てたお城)は娘のカメラでは何とか写りましたが、私のは全然ダメでした。ルートヴィヒ2世のノイシュヴァンシュタイン城は娘のカメラの望遠でさえ届きませんでした
【16日 = 第6日目】   お城見学とロマンティック街道
am8:00ホテル出発。昨夜1泊だけの移動なので荷物は必要最小限しか出さず、今朝の荷物出しに送れない様に準備。
バスでホテル出発。15分程でバスを降りて、マイクロバスに乗り換える。其処からは先ずマリエン橋へかなりの高さにあるつり橋でここはお城撮影の絶好のポイントです。添乗員さんが一人ずつ記念撮影をして下さいます。横を見ると娘がいません??(高所恐怖症の娘は橋を渡れずに、橋のたもとからパチリしていました。、そういえばパリのエッフェル塔でも足がすくんでエレベーターから出られずに直ぐに降りましたっけ・・・)
さて遂に【ノイ(new新しい)シュヴァン(swanスワン)シュタイン(stone石)城】の見学です。
チケットに指定された番号で30人程ずつ順番に入場です。5年の工期を経て、居住部分は一応完成しましたが、ルートヴィヒ2世は建築の途中で精神異常者とみなされ、建築半ばで謎の死を遂げました、滞在したのはわづか172日と言われています。
ワーグナーに心酔して沢山の援護をしたそうです。
フランスのバッキンガム宮殿を真似て作ったそうですが、・・チヨット暗いイメージが有ります。内部は撮影禁止なので写真は有りませんが、【鏡の間】と称される部屋もバッキンガム宮殿の煌びやかさには程遠い感じがしました。
帰りは馬車を利用される人もおられましたが、歩いて昼食会場へ。
食後、バスでいわゆる【ロマンティック街道】を4時間ほど走り、【ローテンブルグ】の旧市街を見学。(約1時間半)
第2次世界大戦で町の4割が焼失したそうですが、厳しい建築条例を定めて、中世の美しい街並みが保存されています。
レーダー門をくぐり→市庁舎→マルクト広場→聖ヤコブ教会を自由散策。
ドールハウスのコレクションのお店、物のお菓子シュネーバル(スノーボール)は見るからに美味しそう。一つ求めて、大カブリ。
10センチ程もある球形の菓子。一度には食べきれませんが、バスの中ではパラバラとくずれて汚す菓子はダメということでホテル迄持ち帰りました。
市庁舎とマルクト広場】マルクト=マーケットの意味でお祭りのときなどは沢山の出店で賑わいます。
市庁舎=ゴシック建築で60Mの高い塔があります。  聖ヤコブ教会=ゴシック建築、プロテスタントの教会
其処から更に2時間のバス乗車で19:20ハイデルベルグの【エクセレンツホテル】に到着。
増築中とのこと、で高齢者は優先的に部屋のある階までエレベータで行ける4Fへ。凄いデラックスルーム。大きなキッチンもあるし、ソファーBEDも付いています。
スピーカーが部屋だけではなく浴室にも着いていてipodの音楽を楽しめました。今回の旅行の中では一番デラックスなホテル。
バスも大きくて優雅なバスタイムが楽しめました。
【17日 = 第7日目】 世界遺産ライン河のクルーズへ
8:30 ホテル出発→約2時間のバス乗車で【リューデス7ハイム】へ。

一面ブドウ畑が続くニーダヴァルトの丘にある1871年のドイツ帝国成立の記念碑、【高さ38Mのゲルマニアの女神のブロンズ像】があります。ここで、少しカメラタイムがあった後、通りの入口に【つぐみ】のレプリカがある【つぐみ横町へ。ここにはワインレストランが軒を並べ昼間から生演奏も聞こえてくるし、沢山の種類のワインが売られています。8月にはワイン祭が行われます。
此処から直ぐにライン河クルーズの乗り場があります。
(ライン河=スイスアルプスのトーマ湖に源を発し→ドイツ→オランダ→北海へ流れ込む1320Kの大河)
11:15出港、乗船約2時間、河の左右の小高い丘の上に次から次へと現れる古城。これらのお城は、その地方を統括する、王・伯爵達や一部の盗賊團迄が、この河を通過する時に舟から徴収した通行税で建てたと言われています。中でも有名なのは♪なじかは知らねど心わびて・・・♪と唄われる【ローレライの崖=132Mの岸壁】が右手に見えると、【左岸のザンクトゴア】で下船です。(下船場所を絶対に間違えないでくださいね。右岸のザンクトゴア・ハウゼンで降りますと、この河には橋が有りませんので、フェリーに乗って右岸へ渡るしかありません。)右、左と丘の上に視線を廻しているうちに下船です。
昼食後、再びバスで2時間。【ハイデルベルグの旧市街・ハイデルベルグ城】を見学。
【ハイデルベルグ城】
この街には1386年に創立されたドイツ最古の大学が有ります。自転車で軽やかに走る学生のエネルギーに溢れる街です。
このお城は、13世紀にプファルツ伯爵の居城として建てられましたが、その後ゴシック・ルネッサンス、バロック等時代ごとに改築や増築を行った為、複雑な構造をしています。
三十年戦争やプファルツ継承戦争、度重なる火事で破壊され、一部は再築されましたが今も廃墟のままの部分もあります
地下には世界最大級のワインの樽が並んでいますが、暗いので私は上手く撮ることは出来ませんでした。
学生相手のホットドッグ屋さんの可愛いテントが見えましたので、私の”ドイツで大きなソーセージーを丸かぶりしたい!!”の欲求を・・
娘に頼んで貰いましたら”ホットドッグは売り切れたけれど、ソーセージだけなら・・”と一本求めました。
お店の美青年にお願いしてツーショットを一枚、大口を空けてガブリッ!!
【旧市街】メインストリートのハウオウト通りは1キロ以上もある歩行者天国。
沢山のお店が並んでいますがちょっとした広場では、制服を着たおじさん達の楽しい演奏のパフォーマンスもあります。
コルンマルクト広場教会の外側の部分の一部にテントを張ったような古書店の出店があります。
この通りの橋に見える【イエズス教会の玉ねぎ頭の塔】を散策の目印にしました。
バスでホテルに帰って食事。その後、娘と二人でもう一度旧市街へ最後の夜のブラブラ歩き。昼間と違って、通りには沢山のパラソルが建てられ、ビール、ワインを片手に楽しくおしゃべり。
昼間に来た時は、橋のたもとのレリーフを写しただけでしたので、カール・テオドール橋を渡り向岸の河畔散歩道をブラブラ。
テオドールホイス橋を渡って元のハウプト通りへ。帰りに最後の買い物に教えて頂いた【WEREスーパー】へ。 お土産にお目当てのビールを色々と探す娘。数本選んでレジへ。時計は10:00数分前。
大丈夫ギリぎりセーフ・・・と思ったがダメはねられました。ドイツのお店では夜10:00以降は、アルコール類の販売は禁止
お疲れ様の娘でした。ゴウジャスルームも今夜が最後。素敵な音楽を聴きながらゆ〜〜ったりとお風呂に入り、娘が入れてくれた、美味しい日本茶で寛いで、オヤスミナサイ
【18日 = 第8日目】  フランクフルトから空路帰国の途へ
朝8:30に荷物を部屋の外へ出しておくこと、、9:30にロビーへ集合、出発。
ゆっくり目の朝食の後、荷物整理。ルフトハンザ航空は一人当たり23キロの荷物を2つ預ける事が出来ますが確り鍵のかかるカバンが条件です。(普通、航空会社に預ける荷物の重量は一人、20〜23キロを一つが多いです。)  私のトランクは添乗員さんの目視でかなり23キロの制限をオーバーしているとの事。
以前九州旅行の時に特大の布製のbagを買っていたのを持って行っていましたので、その袋へお土産品等を入れ替えて完了。
バスで空港へ。約1時間半程でフランクフルト空港へ到着です。
トランクを預けてセキュリlテイ検査を受ける。(この検査で娘のカメラがチェックを受けるちょっとしたトラブルが。勿論事なきを得ました)
この空港の免税店はそれほど大きくありませんがブラブラと何か変わったものがないかなあ・・・と最後のショッピング。
ドイツ名物の【白いソーセージの缶詰】を買いました。
14:00離陸(日本時間18日21:00),揺れも殆どなくて快適なフライトでした。割と良く眠れました
【19日 = 第9日目】10時間50分のフライトで、19日7:50無事関空へ着陸
大変お世話になった添乗員さんの細川さん、親しくさせて頂いたS夫妻とご挨拶を済ませ、先ず私が8:55発のリムジンバスに乗車(娘の守口行きは少し後の時間でした)。上六からはTAXを利用して、10:15には帰宅出来ました。
親しくさせて頂けたツアーの皆様方と、素晴らしい9日間の旅行を怪我もなく終えることが出来、幸福感一杯の私です。

不思議な嬉しい出来事(*^_^*
ユングフラウヨッホにある郵便ポストから自分宛てに出したハガキ。
ホテルへ到着した日に添乗員さんから、一部屋に1枚の絵はがきが配られました。
”明日、ユングフラウヨッホ駅の売店のポストから投函して頂く為に今夜中に準備しておいて下さい、切手は売店で売っていますから”とのこと。
所が、パンフレットや手帳、筆記具そして自分宛てに書いた絵はがき等を入れたファイル袋を登山列車の中に忘れて下車してしまいました。
ションボリなった私に、娘が売店で新しい絵はがきを買ってくれましたので自分宛てにメッセージを書いて投函しました。
帰宅した時家の郵便受けに2枚の絵はがきが届いていました。先ず1枚目は最高地での郵便ポストへ投函した葉書には”3454Mユングフラウ”の消印が有りました。そして、もう1枚は列車の中に忘れてしまって悔んでいた絵はがきでした。消印は登山列車の”ヴェンゲン駅”でした。誰方かが私のファイル入れを見つけて、ご親切にも切手を張って投函して下さったんです。
耳太郎、ファイル入れの袋と忘れ物続きでしょげていた私でしたが、スイスの方の温かい心に触れさせて頂いて、一つ想い出が増えました
【地球の歩き方】の【スイス・ドイツ】編から、旅行した所をピックアップして記入して見ました。
【左側=スイス】チューリッヒ空港着→インターラーケン→登山列車 ユングフラウヨッホ他アルピス3山→CARTRAIN乗車→シャモニー
→ロープウェイ→モンブラン登山列車→ツェルマット 登山列車  →マッターホルン→ツェルマット→氷河特急 →アンデルマット
【右側=ドイツ】フュッセン→ノイシュバンシュタイン城→ロマンティツク街道→ローテンブルグ→ハイデルベルグ→リューデスタイム
 ライン河クルーズ→ハイデルベルグ→フランクフルト空港
  3月21日 瀬戸内寂聴が語り上原まりが奏でる源氏物語  宇治文化センター
クラブツーリズム主催の源氏物語ツアーのお知らせにすぐに申し込みました。(私の大きな感違いで春分の日、祝日と思っていました。)
寂聴さんのお話は以前からとても関心が有りましたし、琵琶演奏とのコラボレーションに心が惹かれました。  
【瀬戸内寂聴】
1922年(大正11年)徳島生まれ。日本を代表する小説家。
1973年、今東光僧上の指導で得度、仏門に入る。
天台宗の尼僧。源氏ミュージアムの名誉館長。
【上原まり】
1947年神戸市生まれ。
祖父・母は筑前琵琶の師範。1968年宝塚歌劇団に入団。
ベルサイユのバラのマリーアントワネット役等で活躍するが
1981年退団。その後は琵琶奏者として活 躍。
東は横浜から西は兵庫県まで、クラブツーリズム主催、バス30台、1350名の参加者が宇治市の文化センターに集いました。私は、11:15、ナンバOCATビルから2台のバスで出発。入口側の最前列、お隣は後で分かりましたが、同じ年で7年前にシングルになられた八尾の方。とっても気さくにお話ができました。吹田のサービスエリアで20分のトイレ休憩があり、1:00過ぎには、宇治市文化センターへ到着。すごい数のバスです。
1:30先ず、琵琶奏者の上原まりさんの登場です。
 【平家琵琶 へいけびわ】もの悲しい雰囲気が合って昔から琵琶法師が平家物語を語る・・ということは聞き知っていましたが、源氏物語を奏でる・・は初めて知りました。
ベベ〜〜ン、すごい迫力で”いづれのおほんときにか、女御更衣あまたさぶらひけるに・・・”と朗々と吟じられます。
やはり六条の御息所が葵の上のお産の場に生き霊となって現れる場面や、源氏が須磨へ流された条、そして後半の宇治十帖は琵琶にピッタリだと感じました。明るい話よりも、心の葛藤がより、琵琶演奏には良く合うと感じました。
愈々、寂聴さんのご登場です。
この方は、テレビで拝見していても、話の入り方がとってもお上手です。
壇上は明るく、会場は照明が落とされていました。”節電を実行されているようで、申し訳ないですが、会場にも明りを入れて下さい。暗いと皆さんのお顔が見えませんし、眠っている方々にお話をするのは・・・”と会場にも照明が点きました。
【源氏物語】の訳者のお話が興味がありました。
目白台アパートに源氏物語の訳者、円地文子さん、谷崎潤一郎さん、川端康成さんそして寂聴さんまでもが同じ時期に住んでいたことががありました。(このことは文庫本で読んだことがありました。)
円地さんは何も出来ない奥様作家さんでしたので、隣室の寂聴さんはお茶の支度、買い物と小間使いのように使われたそうです。
でもおしゃべりしながら、”今に私も源氏に挑戦するから・・・”と内心では思っていたとか。
【円地さんの源氏物語はとっても美文で素敵な訳文だと思います。
谷崎潤一郎さんの訳文は、原本に忠実・センテンスが長い・主語がないのでどの人を表しているのか考えないと・・
ノーベル賞を貰われた後に源氏に取り掛かろうとしておられた川端さんには”ノーベル賞の肩書でみんな買って持っていかれるのでは・・”と戦々恐々としていましたが、描き上げる前に彼の地へ旅立たれて・・・と笑いをとっておられました。
”外国人には、日本の最高の文学と称賛される源氏物語を、日本人で読んでいる人が余りにも少ないので、国語力の欠乏している若者にでも飛びつき易い源氏物語を”と70歳になってから、書き出しました。】
笑いを混ぜながら、源氏物語の前半の44帖は光君のスキャンダラスな物語、後半の此処宇治での物語、宇治十帖こそ、心の動きがある最高の物語であると思います、と薫大将(源氏の正妻、女三宮と柏木との不義の子)と匂宮(源氏と明石の君との間に生まれた明石の中宮と帝の間に生まれた子、すなわち源氏の孫)が浮舟を巡って織りなす恋のドロドロの物語。
ここにこそ人間味が感じられる、と締めくくられました。
あっという間の1時間、イスにも座らず机に寄りかかることもされず、ズ〜〜ット立ったままの姿勢でお話されました
【源氏物語ミュージアム講演の後バスで10分弱の、寂聴さんが名誉館長を務められるミュージアムへ行きました。
(平成10年開館。私は開館1年後の11年6月に行ったことがあります。)先ず写真撮影は出来ますか?と伺いましたら、企画の間以外はOKですと、了解を得ました。
牛車(ぎっしゃ)・女房装束(にょうぼしょうぞく)・六条院の四季の館・宇治への架け橋・・を写しました。
物語には出てきませんが、宇治橋にまつられている守護神【橋姫】の映画があります。上映時間は20分。
薫大将、匂宮(かおるたいしょう・におうのみや)、と3人の女性、大君・中の君・浮舟の生き方を見つめ、男の身勝手さを嘆く物語です。白石加代子さんの語り、絶品です。
11:15に出発して、ナンバ着が19:15.しっとりと落ち着いたツアーでした
 2月11日 尾張徳川家の雛まつり
数年前のザイラー夫妻のかやぶきコンサート、昨年の東谷山しだれ桜とご縁を頂いた日興トラベル、名物の賑やか笑顔美人の添乗員さんも同じ人でした。
7:40なんば府立体育館前集合、玉枝ちゃんは8:00JR大阪から乗車。西名阪道から四日市を経て、名古屋市東区徳川町の
【徳川美術館】到着は11:30過ぎ。先ずお食事会場の宝善亭へ。(↓)可愛い雛御膳、とっても美味しかったです。
【宝善亭 雛御膳 一日200食限定
口取り=ゴマ豆腐、山くらげ・ままかりの酢の物、
磯貝のからし和え。
造り=まぐろ、イカ、鯛
焼き物=鰆のなたね焼き
煮物=長芋、つと麩、ごぼう、人参、鴨団子
揚げ物=海老やよい揚げ、青唐
ごはん=うすい豆ごはん
汁=若筍、木の芽のすまし汁
水菓子=ゴマアイスクリーム 
6・7・8と三つの部屋に飾られた、尾張徳川家の姫君のためにあつらえられた雛人形、雛道具。
御三家筆頭の名にふさわしい一つ一つに家紋の入った雛道具は実際の婚礼調度のミニチュアの精緻な美しさ、豪華さには言葉もありません。
明治・大正・昭和、三代のお雛様が高さ2メートル、幅7メートルの雛段飾りになっています。圧巻です。
虫眼鏡で見なければ分からない程の細工を凝らしたお道具の数々、豪華で気品のあるみやびの世界を堪能できました。
【矩姫様  かねひめの雛人形・雛道具(尾張家14代当主、慶勝の夫人)が展示の殆んどを占めます。
【行器と懸盤】行器=ほかい=食器、懸盤=かけばん=おぜん
(知らない言葉で残っていたものを、調べてみました。)
【町やの雛】享保雛(志賀直哉邸に蔵)、古今雛(江戸時代のひな)有職雛 ゆうそくびな  公家の装束を正しく考証して作られた雛のこと)
他に【大名の数寄  茶の湯】【武家の式樂  能】【大名の雅  奥道具】【源氏物語の世界】の展示室もありました。
撮影は一切禁止ですが、フロアーの撮影はOKでしたので、硝子ケースに陳列されている男雛・女雛、筥犬(はこいぬ)を写しました。手芸、折り紙、編み物等小物創りに興味のある玉枝ちゃんは、もっと時間を掛けてじっくり見たいようでした。
【ノリタケの森】
100年前、1枚のディナー皿に心を奪われた創業者の熱い心が豊かな食生活を拡げたい・・の強い思いで技術の進歩・伝統・芸術の粋を極め、今では世界中で認められる日本のブランドとなっている。
豪華を極める食器から、少し手を伸ばせば、使えるようなお手頃食器もあります。 
梅の木は、まだつぼみが固くて観られませんでしたが、 園内では雪囲いをした牡丹が見ごろとなって、目を楽しませてくれました。池にはたくさんの鯉が水をハネ、滝も優しい流れで目を楽しませてくれます。
入園券の半券で1回ガラポン抽選をさせてもらえます。まさか・・・水色の玉=3等をGET。(上の星屑の妖精  シンビジューム蘭の一種を頂きました。)豪華な雛飾りと可愛い雛御膳そして素敵な器を見学して、お土産に蘭の鉢まで頂いて、玉枝ちゃんを誘っての楽しくて豪華なバスツアー。、19:30には帰宅しました。とっても暖かくてコートを着ないでも平気な一日でした